糖質制限で起こる体の変化 ②眠気が吹っ飛ぶ!
こんにちわ、rohanです。
前回の記事では
糖質制限をして痩せる仕組み
という一番の効果について話してみました。
今回の記事では、糖質制限が引き起こすもう一つの効果
糖質制限をすると、圧倒的に眠くなくなる!
ということをゴールに、血糖値を操るホルモンに触れながら、書いてみたいと思います。
特に午後の眠気がなくなるのは、本当に助かりますよ!
a.血糖値を操るホルモンについて
眠さと血糖値には深い関係があるので(後述します)
血糖値を操るホルモンについてまず書いていきます。
人間の血液の中に含まれているブドウ糖量(=血糖値)は、常に一定の範囲の間にあるようになっています。
これは人間の体内で分泌される様々なホルモンの働きによるものです。
・血糖値を上昇させるホルモン
グルカゴン
アドレナリン
成長ホルモン
etc...
・血糖値を下降させるホルモン
インスリン
ここで一つのことが分かります。そう、
血糖値を下げるホルモンはインスリンのみである
ということです。
いったいなぜなのでしょうか。それは
人間という種の生物がどういう食生活を送ってきたのか
を紐解いていくと見えてきます。
新人類と呼ばれる生物が現れたのは20万年前と言われています。(詳しくはわかりません。。)
当時の人間は、狩猟によるその日暮らしの食生活を送っていました。
食料が取れない日はそのままにしておくと低血糖で死んでしまいます。
そうした環境に適応しようとした人間は、血糖値を上昇させるためのホルモンをいくつも発達させることで生存確率を上げてきたのです。
こうした背景があるので、血糖値を上昇させなければいけない状況はいっぱいあれど、血糖値を下降させる状況そのものが殆どなく、血糖値を下げるホルモンが、一種類しか発達しなかった。ということですね!
しかし、あるとき人間の食生活が爆発的な変化を遂げます。
稲作の出現です。
稲作の出現によって、糖質を安定して摂取することが出来るようになった人類は、人口を爆発的に増やすことに成功しました。
ただ、忘れてはいけないことがあります。
稲作の出現は人類の歴史で見ると、つい最近のことであり、
糖質を毎日のようにたくさん摂取することは、人間が長い時間をかけて獲得してきた血糖値を操るシステムに逆行している行為である。
という事実なのです。
b.血糖値が下がると眠くなるシステム
糖質を摂取すると、上がった血中糖度を下げるためインスリンが分泌されます。
インスリンはこの時、血糖値を必要以上に下げてしまうという特徴があります。
さて、私たちの脳みそは、血液中のブドウ糖をエネルギー源として働いています。
なので、
インスリンの作用で血糖値が下がりすぎてしまうと脳の活動そのもの
が低下してしまいます。
つまり、眠気がやってくるということですね!
c.まとめ
稲作によって糖質を取るようになったのはほんとに最近の話
↓
現代社会の糖質にまみれた食事は、そもそも人間の進化の歴史に逆行している行為で体に大きな負担をかけてしまう。
↓
血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンは、血糖値を下げすぎてしまう特徴がある。
↓
食後に眠くなってしまうのはこれが原因である
という感じでしょうか?
ホルモンの話に少し重点を置きすぎてしまい、ゴールを少し見失ってしまったかもしれません(笑)
ただ、糖質制限をすることで、眠気が来なくなるシステムについては最低限かけたかなと思います!
これも前回の痩せると同様すぐに実感できると思うので、ぜひ試してみてほしいですね!
次回は、
糖質制限で起こる体の変化 ③食事の回数が減少!?
について書きたいと思います。